こんにちは。
内山田ミキオです。
凶々しいタイトルで申し訳ない(笑)
最初に言っておきたいというか自分自身気をつけようという戒めですが、
誰かを恨んでいるとか、あいつ許さん!とかを言わないようにしよう。
悲劇ってね、辿っていくと自分がそう仕向けているんですよ。
あの時切ない思いをしたから今後は気をつけよう、という反省を自分自身でしていかないとまた同じ目に遭いかねません。
人のせいにして良い時と自分を責めた方が良い時ってあると思うんですけど今回は後者っすね。
本当に今後気をつけようって思っている点と、できればあなたが同じ目に遭わないようにという注意喚起ってことで本日の記事書いて行きたいと思います。
事件
タイトルにある通りなんですけど、かれこれ5年前くらいの話ですかね。
当時バンドでギターを弾いていた時がありまして地元のライブハウスで定期的にライブに出演させていただいていました。
1日に出演するバンドさんはその日5組。その全員20人前後くらいで一つの楽屋を共有して使っていました。
私はバンドのメンバーと打ち合わせなり曲の確認なりしつつ過ごしていたんですが、
人が集まるにつれ楽屋内喫煙者が多くてですね、室内もくもくと靄がかかっている状態でした。
たばこの臭いが苦手な私は楽屋にいることができずその日はほとんど楽屋外にいました。
自分の出番が終わり、楽屋も臭くて居られないのでその後ほとんどホールにいて他のバンドさんの演奏を鑑賞していました。
楽屋に私物を置いたまま。
ライブも終わりチケットの精算なり帰る支度なりをするため楽屋に戻り異変に気づく。
あれ?俺のギターケースなんで開いとんのやろ?
私はギターをハードケースに入れていましたが、しっかり閉めていたはずのケースのロック数個が全部外れておりケースが半開きになっていました。
自分のバンドのメンバー誰かが勝手にいじったんかな〜くらいに思ったんですけどメンバーに聞いたらそうでもないらしい。
??と思いつつギターはちゃんと中にあったので特に深く考えずその後の片付けをして帰宅。
…家に帰ってギターをケースから出したところで仰天。
ヒビ入っとるーーーー!!!!
被害
体が硬直したのを覚えています。
当時私はレスポールというギターを使っていたのですが、レスポールのネックのボディに近いとこに亀裂が入っていました。
唖然。もちろん落としたりぶつけたりはしていません。
運搬の時もハードケースにしっかり入れていました。
ここで楽屋でのことを思い出します。
ーーあれ?なんで俺のギターケース開いとんのやろ?
そう、つまりこれは誰かに…?
それから同じタイミングで気付いたのですが楽屋でギターケースと一緒に置いていたバッグの中にあるはずのヘアーアイロンとワックスにメイク道具が一式無くなっていました。
翌日ライブハウスを訪れるが…
ギターはともかく、なくなっていた物は自分が忘れてきたのかと思い翌日ライブハウスに行きました。
忘れ物をしたかもしれないですとライブハウスのスタッフの人に聞くが
「忘れ物は特になかったけど」
と言われます。
でも一応と思い楽屋を見てきても良いよとのことなので確認。
まぁ、無い。
しかしそこでギターの件で気になる事が。
この破片ってもしかして…
楽屋の床に(たぶん)私のギターの塗装の破片と思われるものが落ちていました。
昨日帰るときには気づかなかった…。
あぁやっぱり誰かが触って壊したのだな…とそこで改めて実感し思わず涙目になる私。
当時私が使っていたそのギターは20万円以上したもので、一生懸命にお金を貯めてやっと買えたものだったのでショックは大きかったです。
勝手に他人の持ち物を触るのもどうかと思いますが、せめて壊してしまった事を言って欲しかったなと思いました。
まぁ、誤って壊したのか故意に壊したのかはわからないんですが。
それでまぁ、落胆しつつもどうしようもなく。ライブハウスのスタッフの方に事を話す。
『大事なものから目を離したらダメでしょ〜。またバイトでもして買いな。』
と言われ帰りました。
原因は自分にある
壊した何者かを許せない気持ちは一切ない訳ではないですが、気持ちの配分的に上回ったのは自責の念。
大事なものを何故楽屋にほったらかしにしていたのか…
家でギターにごめんねごめんねとグズって泣くしかありませんでした。
なくなったもの対してもそうです、目を離した自分が悪いんです。
それまで物を盗まれた経験や私物を壊された経験がなかったので平和ボケしてしまっていたようです。
ただただ自分が哀れでした。
反省を生かして
その一件があって以降、ライブの時には楽屋に物を置かないようにしました。
リハーサルや本番が終わったら機材は楽屋には置かず車に片付けるようにしています。
そう、ライブハウスのスタッフの方に言われた通り、大事なものから目は離してはいけない。
目を離す場合にはしっかりロッカーなり車なりに片付けなくてはなりません。
大事なものは自分の手でしっかり守りましょう。
終わりに
はい。
という事で私の過去に経験した苦い思い出話でした。
楽屋などの他人と共有するスペースでは私物をほったらかしにして目を話さないようにしましょう。
しつこいようですが大事なものは自分で守るんや。
おじさんとの約束だよ。
それではここらで。